初めまして。
私は三島で起業を考えている30代の男性になります。
都内のホテルで日本料理の修行をつんでいましたが、この度、三島に戻り父が数年前まで営業していた店を引き継ぐことになりました。
父は既に職人として引退しているため、新たに自分の店として自由にしてよいとのことです。
そもそも三島に帰っていたのは、母親のそばで介護に協力してほしいという父の希望によるものでした。
既に物件や機材があるという十分すぎる環境ではありますが、なにぶん急な話であったので、開業するにあたり元手に不安があります。
日本政策金融公庫の創業融資は起業間もない方にも門戸を開いている融資であると伺いました。
絶対に融資を勝ち取りたいので注意点等を教えてほしいです。(三島)
沼津創業融資センターにお問い合わせいただきありがとうございます。
ご相談者様がおっしゃっているのは、おそらく日本政策金融公庫の「新創業融資制度」のことかと思われます。
そもそも日本政策金融公庫は政府系金融機関であり、利益を求める民間の金融機関とは異なり国民生活の向上などを目的として成り立っています。
そのため民間金融機関より融資を受けやすいとされていますが、そうはいっても融資率は50%以下ではないかといわれているのが現状です。
まずは新創業融資制度の募集要項を確認しましょう。
特に注意いただきたいのが自己資金の要件です。
申し込みにおいて自己資金の要件は定められていますが、あくまで最低条件であり、それ以上に確保できているほど融資の可能性が高くなります。
事業を始めるにあたり資金をしっかりと確保できているというのは、審査側にあたえる印象としてもよいでしょう。
しかし、そもそも創業融資を受けたい意思がある方が潤沢な資金を確保しているとは考えにくいかもしれません。
そのため審査側が重要視するのが創業計画書です。
将来性のない事業に融資を考える金融機関はありません。
ニーズのある事業であり、計画通りにすすめれば融資を返済する目途が立っていることを、創業計画書の内容と面談にてアピールする必要があります。
まずは可能な限り、自己資金を高めることを意識してください。
そのうえで実現性のある創業計画書の作成を行いましょう
沼津創業融資センターは三島にて起業する方の融資確保のサポートを行っております。
創業融資を勝ち取るために重要な創業計画書の作成についてもお手伝いさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。